2023年09月26日

外科手術

大腿骨頭壊死

症状

・足をあげる(挙上)
・歩かない
・歩く時キャンと痛がる
・歩きたがらず、すぐ座る

大腿骨の骨頭への栄養供給をしている血管が退縮してしまうことで発症すると言われます。
血流障害の原因は、不明と言われています。
遺伝的やホルモン的、解剖学的になど可能性として考えられていますが、当院では血圧をしっかりと維持した麻酔などの後に症状が顕著に出てしまうケースも経験があります。

治療方法

今回は年齢や症状、背景などを考慮し外科手術の選択となりました。

外科手術(大腿骨頭切除)
症状の有る大腿骨の骨頭と呼ばれる部位を切除する手術を実施を実施しました。
症状が軽度の場合は内科治療(飲み薬による治療)を行いますが、進行性の病気のため最終的には外科手術が必要になることが多いです。

治療後

治療後は少しずつ歩けるようになりました。
基本的に治療後は筋肉が萎縮してしまい、術後のリハビリが必要になります。
治療が遅れてしまうと、長期のリハビリが必要になるケースもあります。

現在では、何事もなかったかのように元気に走り回っています。

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