瞼球癒着

症状
・眼がうまく開けない。
・眼の構造が確認できない。
病態
瞼球癒着とは幼齢の猫によく見られ、眼瞼結膜や瞬膜が角膜に癒着してしまう主に若年性の病気です。
原因としては生後間もない新生子眼炎、FHV-1の重度な感染が挙げられます。
治療
内科治療では抗ウイルス薬の使用により原因ウイルスを抑制することですが、癒着を解除するには至りません。
根本的に癒着を無くすには手術が必要になります。
癒着によって視覚を障害して生活の質が低下している場合には、癒着を解除する手術が推奨されます。
また、2次的に細菌感染を引き起こしていることもあるため抗菌薬での治療を実施することもあります。