視神経炎
症状
・『突然』目が見えない/見えづらくなった。
・『突然』歩くときにぶつかる。
・『突然』歩かなくなった。
病態
視覚情報を眼から脳に伝える神経を視神経と呼びます。また、眼球と視神経の繋ぐ部分を視神経乳頭といいます。
視神経炎とはこの視神経乳頭と視神経の炎症を指します。
原因
感染性、自己免疫性、眼窩疾患、外傷、腫瘍等が挙がりますが
原因が多岐にわたるため幅広い眼科検査と、視神経は脳に接続されていることから頭蓋内炎症から波及する場合もあり、MRI検査やCSF検査が必要になることもあります。
治療
原因疾患があればその治療と、炎症に対しての治療が必要になってきます。
免疫介在性疾患の場合は免疫抑制剤を使用していきます。
また症状が改善しても再発が起きることがあるため、視覚予後は要注意です。
