2024年05月13日

循環器

感染性心内膜炎


感染性心内膜炎は、心臓の内側を包む心内膜に細菌が感染することで引き起こされる心疾患です。
この病気は、心臓弁膜や心内膜に細菌が付着し、弁の機能不全を引き起こすことで発症します。

症状

感染性心内膜炎の症状は多岐にわたりますが、以下のようなものがあります。

  • 発熱
  • 倦怠感
  • 元気がない
  • 呼吸困難
  • 心雑音・不整脈
  • うっ血性心不全

原因

感染性心内膜炎の原因としては、主に以下のようなものが考えられます。

  • 感染:口、骨、前立腺、皮膚など心臓以外の部位における感染が血液に乗って心臓にたどり着くことで発症します。
  • 免疫力の低下: コルチコステロイドなど、免疫を抑制する作用を持った薬剤を日常的に投与されている場合に発症しやすくなります。
  • 先天的素因: 大動脈弁の下に生まれつき狭窄があると、そこに病原体が取り付きやすくなります。

治療法

感染性心内膜炎の治療法としては、主に以下のようなものがあります。

  • 投薬治療::病原菌を特定しそれに対応した薬剤を投与します。
  • 心膜穿刺: 心臓に水がたまる「心嚢水貯留(心タンポナーデ)」が見られる場合は、心膜に注射針を刺して不要な体液成分を抜き取ります。

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