角膜実質膿瘍

症状

・目が開かない
・充血している
・目の一部が白い/クリーム色

病態

角膜実質膿瘍とは角膜の深層部分(実質)に膿が貯留する病気です。

角膜潰瘍のような傷に二次的に細菌が侵入し、感染が実質領域まで到達、角膜上皮が治癒する過程で実質内に閉じ込められることで発生します。

主にウサギや馬で発生が多いですが、犬や猫でも報告があります。

治療

角膜の実質まで浸透する抗菌点眼(ガチフロキサシン、レボフロキサシン、クロラムフェニコール等)を使用します。

必要であれば外科的治療(角膜切除術)も考慮します。

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